毎週お便り Vol.15 鬼が笑う?

毎週お便り Vol.15 鬼が笑う?【珈琲香坊】

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     ◆ 毎週お便り vol.15 ◆ 2009-11-13

  コーヒー豆の通販。世界中からいい豆だけを【珈琲香坊】
       www.ko-hi-koubou.com/

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 珈琲香坊 長谷川です。

 インフルエンザが猛威を振るっているようですね。
 矢祭の近隣の学校でも、臨時休校のところがあるようです。
 皆さんのところではいかがですか?

 うがい手洗いをして、防御するしかないですね。
 
 さて、今週はお店周辺の山々が紅葉の見頃を迎えています。

 隣町の大子(だいご)町では「もみじ寺」という愛称で呼ばれている
 「永源寺」に大勢の方達が押し寄せているそうです。
 お寺の近くに住んでいらっしゃるお客様が、「逃げてきた!」
 と当店にご来店になりました(笑い)

 永源寺の写真
 ↓
 http://kouyou.yahoo.co.jp/photo/list/spot_list.html?spot_id=34259

 大子町には「袋田(ふくろだ)の滝」という有名な滝もあるのですが、
 そのお話はまたいつか。。(寒くなったら)

  さて今回は!  ↓↓

■■■■■■■■■◆◆ お店の近況 ◆◆■■■■■■■■■■■■■

 来年の話をすると鬼が笑うといいますが、もう11月ですから良いでしょう(笑い)

 実は、来年の2月にコーヒー農園の旅に行くことになりました。
 場所は、中米のパナマ ー コスタリカ ー エルサルバドルです。

 2006年2月にガテマラ、コスタリカ
 2008年2月にインドネシア(マンデリンの産地)
 そして今回が
 2010年のパナマーコスタリカーエルサルバドルです。

 コスタリカは二度目の訪問になります。

 国によって気候、環境、水、空気、人種、言語も違うので
 とても面白い旅です。

 今回いっしょに行くのは、コーヒー豆を輸入して使っている仲間達の中から
 手を挙げた12名。

 その中には2名の女性も手を挙げています。

 現地に行っていつも思うのは、「コーヒー豆は大切に育てられているんだなぁ」と
 いうこと。

 この豆を手に入れたら、どんな風にお客様に紹介しよう。

 私の焙煎がへたくそで、「おいしくない」なんていわれたら、農家さんに
 申し訳ない なんて思ってしまうほど、真剣にコーヒー豆を栽培しています。

 まだ3ヶ月ありますので、しっかり勉強をして現地に行って、
 農家さんに質問をしてきますね。

 すでに、わくわくし始めている店主です。 

 ちなみに、旅行期間中はお店はお休みになります。
 今のうちに、しっかり稼いでおかねば(笑い)

  さて、今回のコーヒーのお話は。↓

■■■■■■■■■◆◆ コーヒーのお話♪ ◆◆■■■■■■■■■■

●コーヒーが出来るまで その4♪

出来るだけ専門用語を使わないでコーヒーが皆さんの口に入るまでを
お話ししてみます。(挑戦です 笑い)

前回は、コーヒーの実(チェリー)が出来るところまででした。

今回は、収穫した実をどうやって、コーヒー豆(製品)にするかです。
この工程を「精製」といいます。

ここからは、とても複雑なお話しとなります。
出来るだけ分かりやすくお話しするつもりですので、
どうぞ、最後までお付き合いください。

また、精製方法は現地で細かく違いがありますので、
これからお話しする内容が全てではありません。
一例としてお話します。ご了承くださいね。

さて、収獲してきたチェリーは、実を剥いて種(パーチメントといいます)を出すか、
実を剥かないで果肉が付いたままにするかの選択を受けます。

収穫してきたチェリー
↓一番上の写真

www.ko-hi-koubou.com/hpgen/HPB/entries/143.html

最初に果肉を剥かない方法は、アンウォシュド(非水洗式)、ナチュラルと呼ばれます。
要するに、果肉が付いたまま干されるわけです。

そうすると、果肉が干しぶどうのように変質します。

乾燥したチェリー
↓上から2番目の写真

www.ko-hi-koubou.com/hpgen/HPB/entries/143.html

カラカラになるまで干されたチェリーは、その後果肉を剥かれ、パーチメントにされます。

パーチメント

↓ 上から14番目の写真
www.ko-hi-koubou.com/hpgen/HPB/entries/29.html

パーチメントにされたあと、40日程度寝かされ、出荷前に脱穀され、生豆(なままめ)
として輸出されます。

精製方法にこだわるのは、コーヒーにしたときに味が変わるからです。
この精製方法で作ったコーヒーの味は、コクがあり、香りも独特です。

ナチュラル精製は、精製時に水の使用が少ないため、水が貴重な地域で行われていました。
また、チェリーを干している間に雨が降らない、雨季と乾季がしっかり分かれている
地域が条件です。
ブラジル、エチオピア、イエメンなどで行われいます。

この精製方法の弱点は、果肉が付いたまま干されるため、異物(枝や果肉等)、
欠点豆(未熟、虫食い豆等)が混入しやすい、また、精製工程をしっかり管理しないと
腐敗臭(腐りの臭い)が付いてしまうこと等があげられます。

これを克服するために現地では、干すまえに水槽に入れ、石や枝、未熟豆等を
比重を利用して選別したり、干す場所も土の上ではなく、コンクリートの乾燥場で
行ったり、最終的な異物除去を機械で行ったりしています。

また、人の手による異物除去(ハンドピックといいます)を徹底して行い
異物除去を行っています。

ハンドピックの様子
↓ 4番目の写真

www.ko-hi-koubou.com/hpgen/HPB/entries/49.html

いかがです?手間が掛かっているでしょ?

次回は、果肉を剥いてから干す方法をご紹介します。
お楽しみに♪

■■■■■■■■■◆◆ 先週のアクセスランキング♪ ◆◆■■■■■■■■

皆さんがクリックして見ていただいている、コーヒー豆達のランキングです。
11月6日(金)から11月2日(木)までの集計結果です。

今週は先週に引き続き「コスタリカ-ベルリナ農園」がナンバー1でした。
そして第2位3位も先週と同じでした。強いですね。

    今週のランキングは 
      ↓
第1位(→)
*コスタリカークレストネス農園
www.ko-hi-koubou.com/SHOP/costa-crest.html

第2位(→)
*パナマーベルリナ農園-グランレゼルバ
www.ko-hi-koubou.com/SHOP/pana-beru-g.html

第3位(→)
*つつじヶ丘ブレンド
www.ko-hi-koubou.com/SHOP/b301.html

第4位(→)
*ガテマラーサンタカタリナ農園
www.ko-hi-koubou.com/SHOP/s401.html

第5位(↑)
*インドネシアーマンデリン
www.ko-hi-koubou.com/SHOP/s802.html

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 コーヒー豆プレゼントフェアーを開催します。。

 「ポイント会員の方」が本日より11月17日(火)までの間に
 600g(200g×3袋)以上をお買い上げいただいた場合、
 コーヒー豆を100gをプレゼントいたします。

 *コーヒー豆の内容はお選びいただけません。

 *ご希望の方は、注文時に備考欄に「コーヒー豆希望」とお書きください。
  書いてない場合は「不要」と判断させていただきますので、ご了承ください。

 *お取り置きをしますので、まだ豆があるからなーーという方は
  お届け日を指定してください。

  まだ会員になっていない方はこちらから・・・♪
  https://cart.shopserve.jp/-/ko-hi-koubou.com/newmem.cgi

  ポイントの説明はこちらから・・・♪
  http://www.ko-hi-koubou.com/hpgen/HPB/entries/115.html

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 その日のケーキ、矢祭の天気予報、お店の毎日を綴っています。
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 メールは上記アドレスよりお送りいたします。
 迷惑メール設定をご確認ください。
 営業日の朝にお送りします。

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 「店主のおすすめ便」を開始しました。

 お届けするコーヒー豆は1回に付き4袋800gです。
 店主がチョイスした厳選コーヒー豆をお届けいたします。

 詳しくは ↓ をご覧ください。

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発行日  2009年11月13日   発行元 珈琲香坊

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