コスタリカへの旅2017年

2017年2月18日から27日まで
コスタリカへコーヒー農園の視察に出かけました。

2006年/2010年/2016年に続き今回で4回目の訪問となりました。

今回のコスタリカのコーヒー農園の訪問は実に14カ所。
標高の高い地域で(2000m前後)毎日ヒーヒー言いながら斜面を登っていました。

コスタリカの位置はこちら

成田~ヒューストン(USA)~サンホセ(コスタリカ)という経路で到着です。
成田~ヒューストンはANAさんにお世話になりました。
11時間55分の旅でした。
アメリカの入国は、トランプ大統領のおかげで大混雑を予想していましたが、
何の苦労もなく入国でしたました。
一緒に行った仲間達とトランジットの時間を利用して、
無事入国のお祝いをしました。(笑)



外国のコーラは日本のと比べて、濃い気がするのは私だけでしょうか?

さて、ヒューストン入国後は産地に向けて出発です。
同行者は私を含めて6名です。
15人乗りのバンを貸し切っての移動です。
専属運転手さんはキューバからの移民だそうでした。
2m近く 0.1トン以上の巨体でしたが、運転は慎重でした。
宿は地域最安値というレベルの宿でしたが、寝るだけなので問題なしです。

当日は雨で、結構寒かったのですが毛布一枚という装備でしたので
追加で毛布をもらいぐっすりと眠りました。
この宿には3泊しました。
女性の経営者の朝の歌声が素敵で、みんな聞き入っていました。
写真を撮ったつもりでしたがSDカードから消えていました。残念無念!

翌2月19日
この日の最初の農地は「ドンホセ農地」
標高が高く、風が強いため、多くの木が枯れてしまいましたが、
生き残った木が美味しいコーヒーを付けていました。

あまりの寒さのため病気にかかって枯れた枝

セロベルデの花

風よけの役目と葉が落ちて土壌の肥料になりやすいバナナ科の木

途中の売店 カラフルです
商品の陳列方法が凄い

次に訪問したのは、昨年も訪問したマイクロベネフィシオ セロ ヴェルデ
ロスサントス地域のレオンコルテスにあります。

今回見せてもらったのは「カタリーナ」区域。
カタリーナとは農園に植えてある一年草の草の名前です。
茎が空洞になっていて、水分をためやすく、刈り取った後寝かせておくと
微生物が繁殖し、堅い農地が柔らかくなるとのこと。
ピンクと白の花が咲いていました。

農園主はエリセルさん、その息子のデイネルさんが農園を取り仕切っています。
1985年生まれの彼は大変な努力家で、就職せず、農園を引き継ぐことを決意し、
家に留まりました。

自分の作ったコーヒー豆を農協で混ぜられてしまうのを見、自分のミル(精製所)
を持つことを決意します。
その資金を得るため、アメリカの家具運搬会社へ出稼ぎに行き、その資金で2012年にマイクロミルを設立しました。
それが、「マイクロベネフィシオ セロ ヴェルデ」です。
このミルを作ったおかげで、家族が一丸となり、サンホセで働いている兄弟も
手伝いに帰ってきてくれるようになったそうです。

左から4番目がデイネル。

お昼をご馳走になりました。

ごちそうさまでした。

続いて訪問したのはモンテス・デ・オロ ミル ジャサル農地

この農園は昨年2016年にも訪問しました。
農園主のエミリア・ガンボアさんと奥様がが出迎えてくれました。
覚えていて下さり、歓待を受けました。

この農園は当初農耕地として購入し、その後アボガド畑を経て
コーヒー農園となりました。
標高が高く風が強いため、当初はコーヒーの木が枯れてしまい、
誰もがコーヒーの栽培にて適さないと判断していました。

その後防風のためにバナナの木を植えたり、密集させて植えるなど
様々な工夫を施し、コーヒーを栽培しています。
彼のお父さんはコーヒー袋のデザインに使われている有名人です。
明るくフレッシュな酸と余韻の長い甘味、桃のような触感
至福の一杯です

ホテルの朝の風景

車の荷台は常識 ピッカー達かな?

あまり食欲がなかったので、パン(バター付き)のみ、ジャムなし。

プール付きでしたが水が入ってない

カメラを向けたら手を振ってくれましたが、暗くて映っていませんね、

教会が見えます

今日訪問したのは、サンタテレサ マイクロミル
農園主の ロヘル・ウマーニャさん


どの国でもランクルは大人気です

寒さで病気にかかったコーヒーの木

美味しそう~~

冷やかしで入ったお肉屋さん
上機嫌でした♪

今年も行ってきました、ラ・ロカ マイクロミル 標高2000m

イケメン

お姉さん手書き

完熟

ラ・ケブラダ区域の看板

エル・アルト区域の看板

苗も自前

フルウォッシュド ホワイトハニー とってもきれい 美味しいわけだ

続いては
グラニートス・デ・アルトゥーラ・デル・オルティス ミル
2016年に続き、2回目の訪問です。
当店ではこの農園の「オルティス2000」をお出ししています。
標高が高いため、甘味の強い、堅いコーヒー豆が収穫できます。
こちらも家族経営で、ご両親+四姉妹が経営しています。
農園主 オマール・カルデロン氏ダバル・ロスアンヘレス

続いては、ベンダバル・ロスアンヘレス
こちらも2016年に続き、2回目の訪問です。

農園主のリカルド・カルデロン (オマール・カルデロン氏の兄)

ディエゴ氏

続いてはドン・マヨ ミル

農園主の ホセ・ボニージャ・ソリス氏

霜が降り枯れてしまったコーヒーの木

こちらは昨年の写真(夜になってしまって今年は写真無し)

その夜はパティー 美女と野獣再び

翌日はチリポへ移動

ロッジで朝食
むちゃくちゃ良い天気+日陰はむちゃくちゃ寒い、標高2000m以上

日本から持参した味噌汁(うまかった~~~)

 

インペリオ・ロホ ミル(皇帝の赤)

農園主 ホセ・エランディオ・アルバラード氏と奥様のエニーさん

みるみる天気が変わります

エニーさんお手製の農家飯

収獲終盤のため残った実は少ないですが完熟

来期のつぼみ

きれいに管理されたドライミル(乾燥場)
夜になってしまいました
寒いのにみなさん薄着


特別にウエットミル(実剥き)工程を見せてくれました。



翌日は収穫体験です。
農家の方から説明を受け、熟したものだけを摘むようにと指令が出ました。

1時間作業をしてたったこれだけしか摘めませんでした。
量にして6kgくらいです。
これをコーヒーの生豆にすると1kgにしかなりません(唖然!)
焙煎後のコーヒー豆ですと800g位です。
コーヒーチェリーを摘む人たちを、ピッカーと呼ぶのですが
彼等はこの5倍は摘むようです。
完熟のコーヒーチェリー~~ 美味しそう~~

すでにイケメン(笑)

続いて、クレストネス エルアルトを見学させてもらいました。
エル(とっても)アルト(高い)という名前の通り
標高のとても高いところにある農地です。

膝が笑うというのはこういうことかと思う斜面を
やっとの事で頂上へ、ハイになっています(笑)

ミルのある平地に降りてきました。標高1461m

午前に摘んできたコーヒーチェリーを精製します。

皮を剥いて

剥かれた皮

これを水洗いし、異物を除去し、乾燥させ、選別するとコーヒーの生豆が
出来上がります。

特製のマグカップを戴きました。

日本から各自がたくさんお土産を持参してきました。

次は ホイカフェ
時間が無く駆け足でミルを拝見 疲れて記憶が飛んでます(笑)

気づくとこんなに日焼けをしていました。
さすが南国!

翌日は今回のコスタリカ旅行の最後の農園、エルセロミルです。

農園の頂上まで胸突き八丁を登り切り ハイな人(笑)

ホンダのバイクでした ナンバー無し

裏山に滝がありました
泳ぎたいのを我慢(笑)

チャーハンみたいなご飯 おいしい!

Marilyn Alvarado Fonsecaさんと 美女と野獣

この後コスタリカの首都サンホセに向かいます。
途中でカルタゴの教会に行きました。
黒いマリア像で有名な教会です。
外は車の行き交う音がしていましたが、
教会に一歩足を踏み入れると空気が変わりました。
教会内は静まりかえり、たくさんの人々が祈りを捧げていました。
とてもカメラを向けられるような雰囲気ではありませんでした。
懺悔の部屋は行列が出来ていました。
なんとなんと チュウ禁止

サンホセで夕食です。
昨年12月にオープンしたばかりだというお寿司屋さんへ。
日本人が経営しています。奥様はコスタリカの方。
あまりに忙しそうで写真は撮れませんでした。
おいしかった~~~~~

日本から持っていったお土産をカッパーのワイへプレゼントしました。
大受けでした(笑)

これにて報告終了~